ビジネスのアイデアやヒント23選です。
- 効果のある広告を打つためには効果測定とターゲットを絞り込む
- 一回の広告でその売り上げから広告費を回収しようとしない
- 経営者になるためには法律のことを知る
- メディアではなくユーザーが偶然作り出すブームや流行とは?
- お店のオープンやイベントでお金をかけずに人を集める(集客する)方法
- スマートフォンの新機種が発売される何ヶ月も前に売れるのは工作機械
- 子供に対する費用対効果のある投資は「歯」の治療・歯並びの矯正
- 「不信」や「失望」を抱いた社員の行き着く先は「無気力」、「無関心」
- どんな不況でも強く生き残る企業・稼いでいる企業とは?
- アズローの5段階欲求説からお客さんの次の欲求を先取りする
- 会うこと・打ち合わせを目標にする
- 相手に喜んでもらうためには相手を知る
- ニーズだけでなくウォンツも聞き出す
- 「今はちょっと…」というお客さんを「今すぐの客さん」に変える方法
- 営業マンは商品を売らずに自分を売る
- 断り文句に対して答えを用意しておく
- ターゲットを限定する・変える、売る場所を変える
- できないのであればマネする
- できない理由を考えるよりも、できるアイデアを考える
- 価値観の格差を商品に活かしたり、ビジネスチャンスにする
- ハンディを強みに変え、ライバルと同じ土俵で勝負しない
- 無料のコンテンツを自社のビジネスに利用する
- 不景気のときこそ付加価値を付けて値上げする
効果のある広告を打つためには効果測定とターゲットを絞り込む
広告を打つからにはその効果を最大限に活かしたいと思うのは自然なこと。
1.効果測定できるか
いつどこで広告を打って、媒体の規模はどれくらいで、その反響はどれくらいあった。そしてその反響から現在までの売り上げはいくらある。と効果測定できなければ広告はギャンブルと同じ。
2.ターゲットを絞る
いざ広告を打とうとすると、「できるだけ多くの人に」というのが頭をよぎる。しかし、ユーザーが求めているのは「私にとって、その製品がどうなの?」であって、清涼飲料水は別として、ターゲットは絞り込むべき。
一回の広告でその売り上げから広告費を回収しようとしない
どう見ても赤字になる広告をたまに見る。これはリピートするお客さんからの売り上げも計算している。
ある製品を購入したお客さんは何パーセントかの確率で再度その製品を購入する。
あるお店を訪れたお客さんは何パーセントかの確率で再度そのお店を利用する。
この何パーセントがわかっていれば、1回の広告で広告費を回収する必要がなくなる。
とはいえあくまで統計、その通りにならないこともある。しかし、やらなければ精度は上がらない。まずはリピートが何パーセントなのかくらいは把握したい。
経営者になるためには法律のことを知る
経営者になるためには法律のことを知るべきである。
というのも多くの経営者は法律のことを知らない。税理士・弁護士などの専門家がいることからも納得がいくだろう。
これは、学校で専門家やサラリーマンになる方法は教えてくれても、経営者になる方法は教えてくれないことが一理ある。
つまり、法律に詳しい経営者は、経営者の中でも一歩抜きん出るということである。
法律だけでなく、そのほかの学問についても同じことが言える。
メディアではなくユーザーが偶然作り出すブームや流行とは?
ブームや流行は、時としてユーザーの他愛もない商品の使用や使用方法から生まれる。
よくある事例が、
・当初のターゲットと違う(当初大人の女性をターゲットにしていたが、それに憧れる子供にヒットした等)
・本来の使い方とは別の使い方でブームとなった(中には製品をよりよく使いたい、工夫して使ってみようというユーザーも少なくない)
世の中には、製品を説明書通りに使う人と、創意工夫して使う人の2種類がいる。後者には常に目を光らせておきたい。
お店のオープンやイベントでお金をかけずに人を集める(集客する)方法
お店のオープンでダイレクトメールや招待状が届くことがある。またお店のイベントもしかり。
それらが、ただ送るだけになっていないだろうか?
せっかくきてもらうのであれば、「貴方の意見やアイデアが聞きたい」と添えよう。できれば会って直接言いたい。それがダメなら電話しよう。
これによって、「そこまで言うなら。。。」ときてもらえる確立が上がる。
また、その意見やアイデアを今後に反映できるし、お客さんは自分の意見やアイデアが反映できているか気になるのでまた足を運ぶことになる。まさに一石三鳥だ。
スマートフォンの新機種が発売される何ヶ月も前に売れるのは工作機械
メディアでは、スマートフォンの新機種の発売は大々的に取り上げる。
視聴者もまってましたとその映像に釘付けになり、「そろそろ機種変更かな」などと思ったりする。
ここで、スマートフォンが発売される経緯を冷静に考えてみよう。
スマートフォンが発売されるということは事実である。であれば、何ヶ月も前に必要な事象があるわけだ。
そう、スマートフォンの新機種が発売される何ヶ月も前に売れるのは工作機械である。つまり、工作機械を作っている会社を注視しておけばよい。
子供に対する費用対効果のある投資は「歯」の治療・歯並びの矯正
アメリカでは、男女を問わず歯並びが悪い人や歯が汚い人は、面接で厳しい評価が下る。
よって、将来役立つかどうかもわからない学習塾や習い事よりも、
歯の治療や歯の矯正にお金をかけることのほうが確実かつ合理的な投資といえる。
合理的というのが、「歯」が原因で様々な病気を引き起こすことが近年ささやかれている。
また、将来の病気に対する治療費を節約することもできる。
「不信」や「失望」を抱いた社員の行き着く先は「無気力」、「無関心」
会社に対して「不信」や「失望」を抱く社員も少なくない。
その原因の多くは会社の風土であり、経営層にある。
そして、「不信」や「失望」を抱いた社員の行き着く先は、「無気力」、「無関心」である。
ここまでくると、会社の風土を変えるしかない。つまり経営層を変える必要がある。
強い経営者ほど、これに気づかないことが多い。
どんな不況でも強く生き残る企業・稼いでいる企業とは?
どんな不況でも強く生き残る企業がある。
「人は石垣、人は城」
とは、かの武将「武田信玄」の言葉。
人材はすぐには育たない。人を育てる社風はなおさらすぐには作られない。
さらに言えば、不況であっても稼いでいる企業は、研究にかなり投資している。それが他社との差別化にも繋がっている。
アズローの5段階欲求説からお客さんの次の欲求を先取りする
お客さんの次の欲求を先取りすには「アズローの5段階欲求説」を利用する。
「アズローの5段階欲求説」は以下の5段階のピラミッドからなる。
生理的欲求→安全の欲求→集団の欲求→自我の欲求→自己実現欲求
お客さんの要求や要望がいずれかにあれば他の欲求があるということ。
いずれかというのが、現代において上記の順番にはなると限らないから。自我の欲求がかなえば集団の欲求は必要ないという風に。
会うこと・打ち合わせを目標にする
「押し売り」を好む人はまずいない。
「押し売り」をやりたいと思う人もまずいない。
そんなとき、
どうすれば会えるだろう。次の打ち合わせはこういう風に進めよう。お客さんからこう言われたらこう回答しよう。(お客さんの疑問に対して答えを用意しておく)
という風に考えれば、売り上げに対するプレッシャーからも解放されるし、それが本来の目標だ。
相手に喜んでもらうためには相手を知る
新規に売り込みに行くために、訪問先を調べることがる。
新規顧客に対して契約上必要な情報を聞くことがある。
これらを義務的に行っていないだろうか?
相手を知るということは、同時に相手の喜ぶことを知ることでもある。
相手を知ることで、もっと喜んでもらえることはないか?これは商売の基本。
これは、就職も同じ。会社のことを調べるのはもちろん。その会社で自分は何ができるか。何をやりたいか素直に一言でいいから考えればいい。
ニーズだけでなくウォンツも聞き出す
ニーズ商品はリアルにかかわらず、インターネットでも売れる。確実に。
なぜなら必要性があるから。
インターネットでも売れる理由は、どうしてもほしい。すぐほしい。こっそりほしい。という理由から。
しかし、それも時間の問題。必ずライバルが現れる。
そのライバルが現れる前に、対抗するために、ニーズだけでなくウォンツも聞き出しておく。
「今はちょっと…」というお客さんを「今すぐの客さん」に変える方法
商品やサービスをおすすめして、
「今はちょっと、、、。」、「今の私にはちょっと、、、。」
というお客さんは少なくない。
そんなときは、”今じゃないと”いけない理由を挙げると効果的だという。テレビショッピングなどでも効果的に使われている手法。
しかし、これもあくまで手法の一つ。相手を追い込むこともある。そんなときは「いえいえ、今がちょうどいい時期ですよ」と、今後のプランを伝えるといい。
営業マンは商品を売らずに自分を売る
「どう考えても他社の商品のほうがいい」、「費用的に自社のサービスは負けている」といったことは少なくない。
そんなときに効果的なのが、商品ではなく自分を売るということ。
というより、営業マンは最初は商品を売らずに自分を売ることを考えたほうがいい。
ただ、できれば手ぶらではいきたくない。かといってお金もかけたくない。
そんなときは、情報を持っていく。その会社にウケそうな情報を持っていく。もしウケなかったら、必要な情報を探って「次はもっといい情報持ってきます」でいい。これで次回会える契約が取れた。
断り文句に対して答えを用意しておく
商売において重要なのは「営業力」と「商品力(技術力)」の二つ。
商品力(技術力)には常に新しいものが求められる。ロングセラー商品も例外ではない。
一方、営業力は「断り文句」に対する答えを用意することで成約率を上げることができる。
お客さんの断り文句はどんな業種でも20~30位だといわれる。
もちろん、この20~30に対してその業界の専門知識であったり、ケーススタディ・ディスカッションにより、より営業力を磨く必要がある。
ターゲットを限定する・変える、売る場所を変える
ビジネスにおいて、当初計画していた通りにならないことはほとんど。であれば、
・ターゲットを変える(男性→女性)
・ターゲットを限定する(個人需要→プレゼント需要)
・売る場所を変える(都市圏→地方/実店舗→インターネット)
ことで、改善されることがある。これらを当初の計画に盛り込んでおくのもよい。
ブーム(流行)の多くはメディアが仕掛けたものであるといわれるが、消費者が作ることも忘れてはならない。
できないのであればマネする
企画において、アイデアが浮かばないことは少なくない。
であれば、他社のアイデアをマネしてみる。
ただし、できれば同業種のマネは避ける。
また、ただマネするのではなく、他社がなぜそのアイデアを採用したのか、そのアイデアにより何を期待しているのか等徹底的に調査する。
そして、自社のカラーを加える。他者はある商品に××をセットにした。自社では(お客さんにとってご利益がある)○○をセットにしてみようという風に。
できない理由を考えるよりも、できるアイデアを考える
ある問題に対して「なぜ」を3回考えよ。というのは某大企業の方針と聞いたことがある。
しかし、その答えが見つからなかったとき、その「なぜ」が社員のプレッシャーになったとき、
それは、負の連鎖となる。理由は解決策を見つけてもそれが失敗したら、また「なぜ」が繰り返されるから。
できない理由を考えても答えが見つからないのであれば、
「こうすればできるんじゃないか」という発想で、トライアンドエラーを繰り返す。
価値観の格差を商品に活かしたり、ビジネスチャンスにする
人々は皆、価値観が違う。
日本人同士でもコレだけ価値観が違うのだから、世界ではなおさら。
捨てるようなものもある人にとってはお金を払ってでもほしいという場合がある。
ある人にとったら、どんな高機能なものよりも単機能がいい場合もある。
スマホなんかはアプリにより個々のニーズに対応させた例。それでも抵抗のある人にとっては機能が多いと感じる。
ハンディを強みに変え、ライバルと同じ土俵で勝負しない
ハンディは確かにライバルと比較したときにマイナス要因となる場合が多い。
しかし、ハンディに対して無理に克服しようとしたり、改善しようとするとさらに悪化することもある。
かといって、ハンディを持ったままライバルと同じ土俵で勝負しても負ける可能性が高い。
ハンディはハンディとして受け止め、そのハンディを強みにできないか考える。
ハンディのせいで何かに対する時間がかかるのであれば、その時間を有効に利用していただくという風に。
無料のコンテンツを自社のビジネスに利用する
古典なんかの創作されてから50年以上経過したものは版権代は無料。
あと、音楽などもそう。
画像なんかも著作権フリーなものがインターネット上にたくさんある。
無料のものは、、、。といわれるかもしれないが、
「誰もが知っている」ということが強みとなることもある。デザイナー、ミュージシャンなどは、初期のころは無料でもいいから自身の作品を広めたいと考えているかもしれない。
これらを自社のビジネスに取り入れることは費用対効果の面からもおすすめ。
不景気のときこそ付加価値を付けて値上げする
不景気になるといつのまにか価格競争に巻き込まれる。
そんなときこそ、値段を上げてでも売れるにはどうすればよいか考える。
どんな些細なサービスでもそれが付加価値になる。
ユーザーはそのサービスを当たり前だと思うかもしれないし、そんなサービスがあったのかと喜ぶかもしれない。
他のお店より価格が高くても「購入後、何かあれば遠慮なくご相談ください」といわれればそこで買いたくなる。
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